Friday, 24 July 2009

こむずかしい話

たまには、食べ物じゃない話。

さっき、ネットで日本の新聞読んでたら、国連の女性差別撤廃委員会から

日本は男女差別の対応が遅れていると、03年に続いて指摘&批判を

受けた、とのこと。

わかる、わかる。
だって、私の記憶のある限り、ほとんど変わってないじゃん。
(だいぶ昔からってことです)

今住んでいるイギリスでは考えられない性差別の数々。


何がひどいかって、いまだにお茶くみ、コピーとりとかいう待遇の

女性社員の存在、とか、会社の給湯室の掃除は女性社員が交代で、

とか、そういう身の回りのこともだし、女性の議員や高級官僚なんて、

ほ~~んの一握り。だいたい、国会議員の脂ぎったおじーちゃんたちが

「女」は産む機械だとか、アメリカの議長が「女性だから」と発言したりとか

いわゆる国の「トップ」があ~いう人たちだから、変わらないんだよね。


職場でも、産休取るのもギリギリ。夫が育休だって立派な権利なのに、

その権利を行使させない社内の雰囲気。子供が風邪ひいても、休むに

休めず、日本中のおじいちゃんおばあちゃんが定年後も孫の世話。


法律でも、結婚できる年齢が女性16歳男性18歳っていうのも意味不明

だし、今や先進国では当たり前の夫婦別姓もまだまだだし、だいたい

結婚してないカップルの子どもは「人間として認めん!」みたいな、

あの時代錯誤甚だしい感覚は、どうしたものか。。。そして、最近よく問題

になっている、離婚後半年は妊娠したら、前夫の子供とする、だっけ。

何それ???だよね。


国連では、この江戸時代から進歩のない日本の女性対応に、かなり

イカっているご様子(イカってください!)で、女性問題に強いNPOとか

NGOとかの団体を日本に送り込んでくるとか。いっそのこと、やるなら

一気にガツンとやってほしいものです。


私はフェミニストでも、ジェンダーフリーのアナーキストでもないけれど、
(学校で先生が「くん」「ちゃん」を使ってはならず、男子も女子も「○○さん」と
呼ばなければ男女差別だ、とかって、そういうのは下らないと思うんですね)

女性も男性も不当に不平等に扱われるのには断固として反対です。

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