Friday, 5 November 2010

おどろかす

ウェールズ語習い始めて、早1年以上

英語と同じアルファベットを使うけれど、全然文法も単語も違うので、とても難しい。
でも、助かるのは、バイト先である程度、簡単な文を使うことが多いこと。
バイト先の下の子は、ウェールズ語で育っているから、彼との会話は、ブロークンな
ウェールズ語。

Wyt ti eisiau afal? = リンゴ食べたい? = Do you want an apple?
無理やりカタカナ:ウィティ エイシャイ アヴァル?
Dyn ni'n mynd allan yn y car gwyn. = 白い車(私の車、白いんです)で出かけるよ!
= We're going out in the white car.
無理やりカタカナ:ディニン ミンドアシャン アンナカールグウィン

これは彼との会話でよく使う文。これはブロークンじゃなくて、ちゃんとした文。
全然英語と違うでしょ?? あ、でも車はcarなんだ。カールって北米英語の
ようなRではなく、ものすごく舌を巻いてしっかりRの発音をする。

バイト先のぼくは耳も不自由なので、手話と片言のウェールズ語で意思疎通を
する私たち。私は彼の一番のお気に入りになっているらしい♪ 

今日は、バイトがなかったので、街にちょっとした買い物に。
Oxfamというチャリティーショップで、カウンターにいたおばーちゃんが2人、
ウェールズ語で会話していたのを聞きながら(といっても、おばーちゃんの
井戸端会議レベルのウェールズ語は単語を聞きかじる程度しかわからない!)
カウンターで、買い物をした後
「Diolch」=ありがとう
といったら、おばーちゃんが、ものすごい笑顔に(^^)

だから、私ウェールズ語習ってるんだ。って言ったら、それはそれは極上の笑顔を
作ってくれて、いろいろウェールズ語で聞いてきた。そしたら、息子さんのお嫁さんは
タイ人だから、親近感がわくわーって言ってくれた。

ウェールズ語習っている、というと、ものすごーく驚かれる。
なぜなら、イギリス(イングランド)から移り住んできた人で、ウェールズ語習う人は
本当に少ない。それなのに、見た目がばっちり東洋人な私が、外国語である英語を
媒介としてウェールズ語習っているとは、想定外ってやつなんだよね。そりゃ驚くかも。

ウェールズでは、2カ国語表示だし、英語も通じるから、必要ないって言えばないん
だけど、やっぱり現地語を習うのって、ある意味、現地の人への敬意でもあると
思うんだよなー。

だって、日本にいるとき、英語ばっかり使ってる(日本に住んでいる外国)人をみると、
日本にきたんだから、 少しは学べ~!って思ってたもん。日本には英語の標識が
少ない、とかいう文句を聞くと、めっちゃ腹たったし。 (前の職場のP氏&D氏。マジ使えん…)

それに、こうやって、どうでもいい会話もできるようになると、毎日が楽しくなるじゃん?
のは、おしゃべりな私だけ?!

言葉は、その場所にしかないものも反映するから、その土地の言葉を知ると、
その土地の習慣とか食べモノとかわかってくる。そういうのに興味あるから私はやる気に
なるんだけど、せっかく外国に住むならそういう興味がないともったいない気がしちゃう。
染まるわけではなく、知るっておもしろい、って思うんだけどなー

まー、それは人それぞれだから、いいとして。

「私、ウェールズ語習ってるんだ」と言って、驚かすのが楽しみになっている今日この頃♪

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