←実家の目の前の電信柱の上でうたってる
シジュウカラを発見!
東京だってカラスやハト、スズメ
だけじゃないんだよー
英語ではGreat Titって言います♪
12月におばあちゃんが危ないって連絡がきて、1月に会うことはムリだろうかと家族みんなが言っていたのに、あのおばあちゃん、よみがえってきたです。それまでは週に3回デイサービスに、月に1回数泊のショートステイに行っていたのだけど、行けなくなってしまい、母は自宅完全介護を選んだ。自分だって高齢者なんだから、おばあちゃんに申し訳ないけど、設備が整っているホームに入ってもらえばと言ったんだけど、母の性格上、人に頼むことができない。わかってたけど。
自宅介護になると、基本的に介護者には全くと言っていいほど休みがなくなることになる。午前中、父を送り出すと、リハビリの先生が30分、その後おむつ交換&清拭のヘルパーさんがきてくれる。でもその間もおばあちゃんの容体なんかを説明するから結局母は外に出られず。それが終わると昼ごはん。週に3回ヘルパーさんが午後1時間半~2時間きてくれる、その間に買い物したり、用事を済ませる。その後、週に2回訪問入浴が来てくれる。それが終われば夕飯の支度。本当に一分もゆっくり座る間もなく夜になる。
近所にいる母の妹が夜仕事が終わると、泊まりに来てくれるから、一応7時ごろ母は解放される。おばちゃんは昼間仕事しているのにほぼ毎日泊まりに来る。夕飯を食べさせ、おむつ交換したり話し相手したり、朝ご飯を食べさせて出勤していく。
まだおばちゃんが来てくれるからいいけれど、もし誰もいなければ母は1人で24時間すべてこなすことになる。もしおばちゃんが1人で見ることになったとしたら、これまたおばちゃんは仕事を辞めなくてはならなくなる。デイサービスに行けたって、うちを出るのは9時過ぎ。帰ってくるのは4時。保育園よりヒドイ。これが自宅介護の現状だ。
国会なんかで偉そうに「年をとったら自分の家で死んでいきたいのが普通だろう=自宅介護を奨励する」と軽々しく言う人たちがいる。あの人たちにはこの現状がどれだけわかっているのだろうか。そりゃ高齢者の意思だって尊重したい。おばあちゃんをみればわかる。本当に幸せそうだもの。でも介護者が倒れたら、被介護者ともども共倒れになる。これ以上できないからって心中しちゃう人たちの気持ちだってよくわかる。
国として確固たる政策も打ち出さず、自分たちの金と名声のために内輪もめばかりしてるようなどうしようもない人たちに本当にうんざり。自分たちの議員年金の廃止どころか金額の引き下げすらしないようなハゲ鷹のような(ハゲ鷹に失礼すぎる!)人たちがどうやって国を運営するのかしら。あ、してないのか。
でも今の失態ってけっきょく長らく政権をおびやかされることなく、先を見越さず私服を肥やしまくった自民党のお年寄りたちのせいなんだよね。その人たちはきっと高級老人ホームに入って悠々と最期を暮らした(ている)のだろうなぁ。とはいえ、その人たちを選んだのは国民だから国民にツケが回ってきたとも言えるけれど…それってunfairじゃない?
ちょっとおも~い題材だったけど、5週間実家で老老介護を目の当たりにして、本当にどうにかならないかって本気で考えた。でも今の日本、どこをむいても高齢者だらけで助ける人も高齢者。八方ふさがりじゃない?
(だからといって、イギリスの福祉も素晴らしいわけじゃありません。みなさん、イギリスの福祉が進んでいるって思ってるでしょうがそれは大間違い!!!やっぱり格差がすごいんです)
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